いつもここにいるよ

あなたがいて、うれしいです

きっと思い出すだろう

先月の満月の夜のことです。

  

子どもたちにそれぞれ予定ができて、久しぶりに(本当に久しぶり)主人と二人で夕飯を食べに行くことにしました。

車中での会話が何かぎこちない感じ。(今まで子どもあっての夫婦の会話だった?)

 

私が提案したお店はお値段がちょっと高めかもしれないと気づき主人に「お金ある?」と聞いたら

「たくさんある!」(ほんと?(^^;)

ちなみに我が家は私がどんぶり妻で、主人の方がしっかりしてます。そのくせ私が威張っている。

 

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画像はイメージです(笑)

 

 

お店に到着。

エキゾチックで落ち着いたスペイン料理の店内は薄暗く、各テーブルにろうそくが灯っていました。

雰囲気はよいのですが、二人とも「うーん、メニューが見にくい」(はい、老眼が始まっております)

名前だけではよくわからないメニューを照れもせずいろいろと質問。(知ったかぶりはしない二人)

前菜の盛り合わせとメキシコ料理のごはん(スペイン料理だった?)と初めて聞く名前のパスタ(もう名前を忘れてしまった)、カクテルとソーダの入ったフレッシュジュースを注文してしばし待機。

 

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こちらもイメージです(^^;

 

 

窓からは薄雲がかかった満月が見えます。(いい感じ💛)

 

「月にかかっている雲は、高い位置かな?」と主人。

「?」

スカイラインを走ったら、雲が晴れた月が見えるかなと思って。」

「・・・もしかして(しょぼい)伊豆スカイラインのこと?・・・雲の上に出ると!?」

「無理、か・・・」

「!!!???」

(あなたは確か理系のはずでは?)(=゚ω゚)ノ

 

まるで『お母さん、雲ってずいぶん高いところにあるんだね』状態の主人の言葉に笑い止まらずの私。(隣の席の静かなカップルさん、ごめんなさいね)

 

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しつこいですがこちらの画像もイメージです。

 

 

運ばれた料理はどれも美味しくて量もたっぷり(私たちはここが大事)で満足満足。

 

『たくさん』持っている主人が支払いを無事に終え帰途へ。ムム?帰る方向が違う。

 

「ちょっと海を見て帰ろう」(主人)

(・・・何だろう?)

 

夜の海辺に二人・・・

どんな告白があるかと思いきや、(「これまで、我慢してきたんだけど・・」的な告白ですよ(-ω-)/)

 

携帯のライトを海面に照らしながら「ダメだ、何も見えない」

 

どうも魚が集まるのを見たかったようです。"(-""-)"

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画像はあくまでもイメージですが、まさにこんな感じ。

 

岸壁には「(何かの)禁止!!」の赤い文字が書かれ、煙草をくわえたおじさんが「は?」みたいに通り過ぎる、まったくの小さな漁港。

 

 

「今、津波が来たらダメだよねェ」(私)

「あそこの階段を上るんだ。」

(私は無理、あなた一人で上ってください)

 

ロマンティックとはかけ離れた二人です。

 

満月のディナーと夜の海、あきれた満喫した二人は家路につきました。

 

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いつか、もっと年を取って、いろいろなことがわからなくなる時が来るかもしれない。

 

でもきっと、こんな夜のことを思い出す気がする。

 

  

 

 

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