いつもここにいるよ

あなたがいて、うれしいです

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

神泉の「仔鹿」が見たい!

徳岡 神泉 「仔鹿」 「蓮」 「流れ」 以前テレビで神泉の「仔鹿」を見て、引き込まれてしまい、ネットで画像を探してプリントアウトしたのを、本棚に入れたままにしていました。 徳岡神泉(1896~1972) 京都生まれの日本画家で、途中で大きな挫折を味わいま…

村上春樹「夢を見るために 毎朝僕は目覚めるのです」

「夢を見るために 毎朝僕は目覚めるのです」 村上春樹 インタビュー集 文芸春秋 2010年 公のメディアの前に、あまり出ることがない村上氏のインタビュー集です。 『1Q84』のBOOK1,2を書き終えた、(しかしまだ刊行されていない)時期にあたります。 題名…

福岡伸一 「世界は分けてもわからない」 君が皮膚の細胞になるのなら・・・

「世界は分けてもわからない」 福岡伸一 講談社現代新書 福岡氏は分子生物学専攻の生物学者です。 難しい細胞や微生物のことを、絵画や文学を織り交えながら説明してくれます。 本書の中の「細胞は互いに『空気』を読んでいる」が面白かったです。 すべての…

詩人の言葉は漂流瓶  パウル・ツェラン

切りとれ あの祈る手を 空中 から 目の 鋏で、 その指先を詰めよ お前の接吻でーーー 折り畳まれたものが 今 息を呑ませる有り様で生じる。 パウル・ツェラン全詩集 Ⅰ~Ⅲ 中村朝子 訳 青土社 1970年「光輝強迫」 中村朝子 訳 佐々木 中氏の本の題名になった …

読むことは実は恐ろしいことかも知れない

佐々木 中 「切りとれ、あの祈る手を」 ・・・<本>と<革命>をめぐる五つの夜話・・・ 佐々木氏は本を読むことは自分の中に変革が起き、生き方が変わらざるを得なくなり、その生き方がさざ波のように他の人に影響を与える。歴史上の大きな革命もたった一人…

これは何でしょう?

これは何でしょう? メキシコ系アメリカ人(?)のお土産です。彼は「カメ、カメ!」とのこと。 これがカメ?ちなみに頭は日本の”あかべこ”のようにゆらゆらとします。 カエルのような顔、カタツムリのような体、何かの動物的な足(向きが変!) 見れば見る…

「ラムサの教え」とガンダルフ 2

「ラムサの教え」より <エネルギーについて> エネルギー自体は純粋であり、それは思考を運んでいる波である。それは動いている思考だ。エネルギー自体に善悪はない。全くの永遠の光の中では善いものも悪いものもない。 <隠されたもの 聖なる知識> あらゆ…