ダークエネルギーがブライトエネルギーに?
最近よくわからないのに宇宙論についての本を眺めていました。
宇宙の画像をみているのは単純に好きです。
宇宙に存在する正体不明の物質「ダークマター」、さらにとらえることができない宇宙の膨張に伴い増え続ける「ダークエネルギー」・・・
宇宙はその正体不明の物質が96%も占めている、つまりほとんどまだわかっていない世界だと言っています。
わからないことがわかったという科学は信用できると思いました。
私の周りにはには96%の未知なるエネルギーがあるのだと、それは私自身についても同じ事なのだと、太鼓判を押してもらったように思います。
解明できている物質との割合は
最新の科学をもっても、いまだに解明できていない宇宙を、芸術家や哲学者、神秘家はずっと昔から表現しています。
彼らは渾身の製作や深い沈思によって、本源に迫ります。
彼らはインスピレーションを受けて一瞬に本源をつかまえるのではないでしょうか。
その本源とをつなぐものが絵や音楽、詩などの芸術、思想になっていると。
篠田桃紅さんが「私は非現実の世界にいる」と言うのは本源につながる場所にいるという事なのかと思います。
この世界は11次元まであるといわれており、見ることはできない高次元空間がいくつもたたみ込まれている。そして高次元の先にさらに別の宇宙がつながっているという「パラレル宇宙論」。
科学では違う次元間はつながっていないということになっていますが、実は私たちは一日に何度も違う次元を行き来しているように思います。
私たちはみんなある意味で芸術家ではないでしょうか。
表現するものがどんなものであるか、それも自分自身です。
私たちの内にいくつもの次元が、それこそ種子にあるようにたたみこまれていて、「ある環境」が整うと自然にそれにふさわしい次元に移行できるように思うのです。
「意識の環境」によって次元も違ってくるでしょう。
「内的環境」を整えることが大事だと思います。
私はとりあえず、ありのままであること、恐れずに”その先”に行くこと、そして何よりも、自分の知らない96%の力が支えていることを信頼する気持ちを大事にしようと思います。
この空間は安心できる空間で満ちている・・・
96%の空間は、もはや「ダーク」ではなく「ブライトマター・エネルギー」と呼びたい気がします。
この頃、ブログで皆さんとつながっていることを強く感じることが多くて驚きます。
自分が考えているようなことを同じ時期にある方が書いていらっしゃったり、自分が知りたかったことはこういうことだったと気づかせてもらったり、直接すばらしいインスピレーションをいただきます。
ネットの世界はわからない世界で、良いことばかりではないとも聞きますが、それこそ次元がいくつもあって、素晴らしい出会いがつながる次元では、すごいことが起こりうるかも知れないとこのごろ考えています。
私自身のブログにおいても、ありのままで、その先へ、信頼して自由に・・・という感じでゆっくり続けていこうと思っています。
改めてよろしくお願いします。
ほんのまばたきの一瞬に別の次元に行ってきているかも知れません・・・
そのままで、今いる空間が全く変わっているかも知れません・・・
ヴィオレーヌ(盲目) きこえる・・・
マラ なにがきこえるの?
ヴィオレーヌ 物がわたしと一緒に存在するのが。
『マリアへのお告げ』
ケミコ さんのブログ(id:kemikotta)で教えてもらった「空間の詩学」
ガストン・バシュラール 岩村行雄=訳 より
すごく良かったです、ケミコさんありがとう!