いつもここにいるよ

あなたがいて、うれしいです

「さあ、クロ。あの夢を見たのは誰なのか一緒に考えてみましょう」 願望実現

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「過ぎ去ったことしか思い出せない記憶は片手落ちな記憶です」

「鏡の国のケーキの扱い方を知らないね。ここじゃ先に配って、あとから切るんだ」

                          鏡の国のアリス

 

<鏡の迷宮から抜け出す>

  

過去・現在・未来に起こりうる全てのシナリオが保管されているという「バリアント空間」は謎に包まれています。

 

ただ、二元鏡に現れる私たちがリアリティとする世界は取り扱い方法があるようです。

  

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鏡の輪の内側は無意識での夢見であり、鏡の輪の外側は意識して見る夢である。

鏡の反映に注意を奪われているうちは鏡の輪の内側にい続ける。

その中では完全に状況の支配下に置かれてしまう。

    「トランサーフィン 鏡の『超』法則」 ヴァジム・ゼランド

 

二元鏡の法則

1. 鏡としての世界は、それに対するあなたの態度を反映する。

  不満を持てばさらに不満を持つことができる現象が起きる。

  感情を抑えるのではなく、態度を変える。

 

2. 鏡による反映は、魂と理性が一致した状態で形成される。

  願望において魂と理性が一致することはまれ。

  なぜなら、理性は他人の目的に向かおうとするから。

  そして、理性は魂の望みを認識していないか、あるいはその望みの実現を信じて

  いないかのどちらかだから。

  (魂と理性が一致する状態が無条件に起きるのは残念ながらー憎悪と危惧において)

  

3. 二元鏡は遅れて反応する。

  物質的現象化には慣性の法則が働き、タールが動くようにゆっくりと行われる。

  あきらめずに具体的な行動し続ける。

 

4. 鏡はあなたのポジティブな態度でも、ネガティブな態度でも正確に映し出す。

  反映を追いかけることをやめて、立ち止まろう。

  そうすれば、狂った(と感じる)リアリティも止まり、可能性に満ちた世界のほ

  うからこちらに歩み寄ってくる。

 

5. 欲しないことを考えるのではなく、達成したいことを考える。

 

6. 握りしめているものを手放し、世界がバリアントの流れに従って進むようにさせ

  る。

  自然というものはエネルギーを浪費しない。バリアントの空間は常に最小限の抵

  抗しかないルートを行く。

 

7. 鏡のどんな反映もポジティブなものとして受け入れる。

 

どうしても不調で、やる気が出てこない時は・・・

特別なタイム・アウト 問題を考えずにひたすら休息をとる

    「トランサーフィン 鏡の『超』法則」 ヴァジム・ゼランド

    

 

想像してみよう。

ある日、鏡の夢の中であなたは目覚める。まるで事象の流れから抜け出し、巨大な球万華鏡の真ん中に出てしまったかのようだ。

途方もなく大仕掛けの万華鏡が、リアリティとの境界を輝かせながら、あなたの周りをゆっくりと回っている。

あなたはこのリアリティの一部であると同時に、別個に独立して存在している。

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今や夢は自分の思うままであって、夢のいいなりにはならないとわかったとき、あなたは鏡の輪から抜け出たのだ。

     「トランサーフィン 鏡の『超』法則」 ヴァジム・ゼランド

 

私たちが二元鏡に映し出される幻想から解放され、鏡の世界の外に抜け出ると、目の前には限りない可能性を秘めた「バリアント空間」が現れます。

 

<バリアント空間にあるデータ・バンクに接続する>

 

    「あなたが決意するすることは成就する」  ルカによる福音書

 

量子物理学によると、宇宙を創っているバリアント空間と同じ基本素材でできている私たちは、粒子として、あるいは波として存在しているようです。

波の状態は、それが粒子状態のとき占めるかもしれないあらゆる位置の可能性を含んでいます。

私が「粒子」の状態のときは、引き寄せたいものと分離しているので、私は持っていません。でも、分離ではない「波」の状態ではいつでもどこでも望むままに存在できるので、引き寄せたいものと既に「ともにある」ことになります。

私たちは引き寄せたいと願っているものをすでに得ていることになります。

このような世界観において、わたしたちは望むものを「獲得する」のではなく、そのものに「成る」のです。

    「まわりにいっぱい奇跡が起こる本」 ディビッド・シュパングラー

       

「獲得する」のではなく、そのものに「成る」ためには、自分という存在を「波」の状態にするー「バリアントな」世界の中に優雅に織り込んでいくことによって可能になるそうです。

   

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それは単なる私的な状態ではなく、共通の状態、共同創造と共同実現の状態です。

そのとき、私たちは全面的に実在し、「存在」の状態にあります。

こうして自分の存在の感覚が拡大し、現実を創っているきつく編まれた、格子状の細かい網目の糸がゆるみ、すべてが溶け込んだ(無限の可能性が通常より多く含まれた)瞬間に、ひとつのイメージ(それは現実の種子)が投げ込まれる。すると再び日常の時間と空間の奔流が、種子によって形づくられていきます。

 

実現化とは、「可能性の波を現実性の粒子に変容させる技術」といえます。

 

   「まわりにいっぱい奇跡が起こる本」 ディビッド・シュパングラー

 

これは実は私たちがいつもしていることだそうです。結局のところ、私たちが何かを実現していないときなどないのですから。(鏡の反映に翻弄され、無意識的にですが・・・)

 

 今、ここに意識的に十全としてあることー

そしてー

欲することもなく、乞い願うこともなく、大胆に意図し、あとは感謝するだけです。

 

「私のリンゴは空へと落下します!」 

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 「祈り求めるものはすべて『私は得ている』と信じなさい。

  そうすれば、その通りになります」       マルコによる福音書

    

やっと目標の「リンゴが空に落下する」ところに辿り着けました。あちこちから引っ張ってくっつけたので、わかりにくいと思いますすみません。どこかの何かが響いてもらえたら嬉しいです。読んでくださってありがとうございました。

 

    「リンゴが空に落下する?1~3」の続きで、一応完結編です 

     

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 「鏡の国のアリス」  ルイス・キャロル

 「トランサーフィン 鏡の『超』法則」 ヴァジム・ゼランド

「まわりにいっぱい奇跡が起こる本」 ディビッド・シュパングラー

「世界はどうしたって『あなたの意のまま』」 ネヴィル・ゴダード

 「ルーミー 愛の詩」 コールマン・バークス英訳 マイケル・グリーン イラスト