ティク・ナット・ハン 「私を本当の名前で呼んでください」

20年以上前でしょうか、友人の家の壁に留めてあった一篇の詩にくぎ付けになりました。 「私を本当の名前で呼んでください」 私が明日発つと言わないで なぜって いま もうすでにここに着いているから 深く見つめてごらんなさい 私はいつもここにいる 春の小枝の芽になって 新しい巣でさえずりはじめた まだ翼の生えそろわ…