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いつもここにいるよ

あなたがいて、うれしいです

まちがい

草に すわる 八木重吉 わたしのまちがいだった わたしの まちがいだった こうして 草にすわれば それがわかる 前回にづづいて「草にすわる」という詩集からの紹介です。 29歳という若さで結核で亡くなった、八木重吉。クリスチャンでもあります。 詩集の題…

ひかる

職場が図書館に隣接しているので、よく昼休みに避難します(〃艸〃) 最近小さな詩集を借りたらとても良かったので、返却する前に好きな詩をブログに残すことにしました。 詩と写真と音楽を合わせていくつか紹介できたらと思います。 一緒に味わってもらえたら…

自分の住む所には

自分の住む所には 自分の手で表札をかけるに限る。 精神の在り場所も ハタから表札をかけられてはならない。 石垣りん それでよい。 「表札」石垣りん より 私は 自分の精神の在り場所に 自分の名前をかけているだろうか。 花は ハタからつけられたのではな…

まど・みちお 「何かしーんとして遠いという感じ」

まど・みちお (本名:石田 道雄〈いしだ みちお〉、1909年〈明治42年〉11月16日 - 2014年〈平成26年〉2月28日) 詩人まど・みちお氏は「やぎさんゆうびん」「ぞうさん」「ふしぎなポケット」「一年生になったら」などの童謡で知られています。 また、1994年…

春の白は

春の白は 少し あらたまって 晴れやかな顔をしている 中学の卒業アルバムの片隅に 「離れちゃうけど、一生、一生忘れないよ。 目が合って 」 と書きかけのような寄せ書きが残っている。 あのころの「一生」は重かったのに、よく使っていたような気がする。 …

長田 弘の本からつながって・・・パラパラ漫画へ

長田 弘の「本という不思議」を読んでいたら 「ゲド戦記」を書いたアーシュラ・K・ル・グインの詩を見つけた。 才気溢れる少年は禁止された魔法を使うことになるに違いない。恋するに違いない。自分の役割を果たすべく旅を続けるに違いない。 それはとても感…

エミリ・ディキンソン 「私の詩が生きているかどうか教えていただけないでしょうか?」

Emily Dikinson (1830-1886) アメリカの女性詩人。 終生独身で隠遁し、愛、宗教、自然を主題とする短詩を書いた。(広辞苑) わたしは荒野を見たことがない わたしは海を見たことがないさ けれど知っている ヒースの色あいを 大波の激しさだってさ わたし…

ティク・ナット・ハン 「私を本当の名前で呼んでください」

20年以上前でしょうか、友人の家の壁に留めてあった一篇の詩にくぎ付けになりました。 「私を本当の名前で呼んでください」 私が明日発つと言わないで なぜって いま もうすでにここに着いているから 深く見つめてごらんなさい 私はいつもここにいる 春の小…

あなたへ・・・   「あしあと」

あしあと ある夜、わたしは夢を見た。 わたしは、主とともに、なぎさを歩いていた。 暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出された。 どの光景にも、砂の上にふたりのあしあとが残されていた。 一つはわたしのあしあと、もう一つは主のあしあとであった…

世界はときどき美しい

雲の切れ目から太陽光が帯状に伸びて見える、私の大好きな光景です。 この現象を旧約聖書のヤコブが見た夢にちなんで「天使の梯子」とも言うそうです。 旧約聖書 創世記28章12節 「ヤコブはベエル・シェバを立ってハランへ向かった。 とある場所に来たとき、…

詩人の言葉は漂流瓶  パウル・ツェラン

切りとれ あの祈る手を 空中 から 目の 鋏で、 その指先を詰めよ お前の接吻でーーー 折り畳まれたものが 今 息を呑ませる有り様で生じる。 パウル・ツェラン全詩集 Ⅰ~Ⅲ 中村朝子 訳 青土社 1970年「光輝強迫」 中村朝子 訳 佐々木 中氏の本の題名になった …

ルーミーとダンス

今日からブログスタートです! わ我が家の本棚から思いつくままにピックアップして、想いを綴っていこうと思います。 かなり偏っている本棚だなあと思いますが、それがそのまま私だということで、まさに自分を知ることにもなるのかも知れません。 <メヴラー…